夏目漱石【坊っちゃん】のあらすじを簡単にご紹介! [ドラマ関連]
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夏目漱石【坊っちゃん】のあらすじを簡単にご紹介!
2016年は、
夏目漱石没後100年となる
特別な節目の年になりますね。
そんな2016年の新春に、
夏目漱石の小説【坊っちゃん】が
「嵐」の二宮和也さんを主演に
実写ドラマとして放送される事になっています。
⇒・二宮和也主演【坊っちゃん】新春ドラマに豪華キャストが集結!
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二宮和也さんは、
2015年12月12日より公開の
映画「母と暮せば」の出演や、
12月28日放送の
年末ドラマ「赤めだか」で主演をされるなど、
俳優としても非常に注目されていますよね。
そんな二宮和也さんが主演する
【坊っちゃん】は、
夏目漱石が教師をされていた頃の
実体験をベースに描かれた小説です。
「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」
という一文から始まる【坊っちゃん】は
非常に有名な作品で、
100年以上も多くの方から
親しまれてきた作品になります。
自分も中学生の頃だかに
授業でこの作品に触れ、
「坊ちゃん」という真っすぐな性格の主人公が
とても印象深く心に残っています。
そんな名作である
【坊ちゃん】という作品ですが、
あらすじの内容を
皆さんどこまで覚えていらっしゃいますか?
自分は結構忘れていたみたいで、
この【坊ちゃん】という作品のあらすじが
すぐには出てきませんでした。
「山嵐」や「赤シャツ」といった
あだ名のついた人物の名前は
簡単に思い出せましたが、
「坊っちゃん」とどんな風に絡んでいたのかも、
確認するまで忘れちゃっていましたね。
もしかしたらそんな風に、
あらすじをあまり覚えていないという方は
ほかにも多くいるんじゃないでしょうか?
そんな方たちのために今回は、
【坊っちゃん】という小説のあらすじを
簡単にまとめてみたいと思います。
小説【坊っちゃん】の簡単なあらすじ
ではここからは、
夏目漱石の作品【坊っちゃん】の
簡単なあらすじを紹介したいと思います。
この【坊っちゃん】という作品は、
自分を「おれ」と呼ぶ語り手が
話をしていく形で小説が進んでいきます。
その「おれ」という方が
すなわち主人公である
「坊っちゃん」という事になりますね。
主人公の「坊っちゃん」は、
子供の頃から腕っぷしが強く
ケンカばかりしていた為に
家族の中でも疎まれている存在でした。
そんな中でも唯一、
住み込みの女中の「清」だけが
「坊っちゃん」に親切であり、
彼の理解者となってくれていました。
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仲の悪かった父親が他界すると、
「坊っちゃん」はその遺産で学校に通い
やがて卒業、
その後、数学教師として
四国の旧制中学校に赴任することになります。
しかし、都会人だった「坊っちゃん」にとって
四国の田舎はつまらないものでした。
そのうえ生徒たちからはバカにされる始末で、
もともと気性の荒い「坊っちゃん」は
生徒たちの悪戯や態度について抗議するも、
当の生徒たちにはシラを切られ、
事なかれ主義の教師たちは相手にもしてくれません。
ただ、同僚の「山嵐」だけが
「坊っちゃん」と同じように
筋を通すべきと主張します。
一時は仲違いしていた2人でしたが、
正義感の強い2人は
次第に意気投合するようになります。
この【坊っちゃん】における悪役は
教頭である「赤シャツ」であり、
「坊っちゃん」が最初に
「山嵐」に対して不信感を抱いていたのも、
「赤シャツ」が間違った入れ知恵をしていたからです。
自身の権力を振るう
策略家の「赤シャツ」には
「野だいこ」という腰巾着がおり、
2人は様々な悪巧みをするのでした。
そんな「赤シャツ」の行動は
次第にエスカレートしていき、
英語教師の「うらなり」から
婚約者である令嬢「マドンナ」を奪い
自分の恋人にしてしまします。
さらに「赤シャツ」は
「うらなり」を左遷させ、
反抗的だった「山嵐」には難癖をつけて
辞職へ追い込もうとしていきます。
「うらなり」や「山嵐」と
仲の良かった「坊っちゃん」は
「赤シャツ」の不祥事を暴くことを決意します。
そして結託した「坊っちゃん」と「山嵐」は、
芸者遊びから帰る「赤シャツ」と「野だいこ」を
捕まえることに成功するのでした。
しかし、口頭で詰問していた「坊っちゃん」でしたが、
「赤シャツ」がシラをきったため
ついには拳で天誅を加え、
その後、「坊っちゃん」は教師を辞職します。
「坊ちゃん」は東京へ戻り
鉄道の技手として働きながら
「清」と一緒に暮らすのでした。
小説の最後には
「清」が肺炎で他界したことが語られ、
【坊ちゃん】という作品はそこで終わりとなります。
今回は、本当にかい摘んだ内容のあらすじだけ
簡単に紹介させていただきました。
【坊ちゃん】という作品を
思い出す事はできたでしょうか。
卑劣なはかりごとばかり繰り返す「赤シャツ」に、
正義感溢れる「坊っちゃん」が立ち向かう
勧善懲悪の痛快ストーリーとなっています。
このようなあらすじの小説となりますが、
今回の実写ドラマ化によって
名作【坊っちゃん】が
どのように映像化されるのか
非常に楽しみとなりますね。
主演の二宮和也さんが
どんな「坊っちゃん」を演じるかにも
期待が寄せられています。
「赤シャツ」に制裁を加えるシーンに
是非とも注目したいですね。
2016年は、
夏目漱石没後100年の節目の年。
【我輩は猫である】、【こゝろ】、
【三四郎】など、
ドラマ【坊っちゃん】を見てからは
ほかの夏目漱石作品にも
触れてみてもいいかもしれませんね。
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