【ジカ熱】 緊急宣言以降、日本で初確認。神奈川10代男性が感染。 [ジカ熱]
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【ジカ熱】 緊急宣言以降、日本で初確認。神奈川10代男性が感染。
ブラジルに滞在されていた
神奈川県の10代の男性が
【ジカ熱】を発症したことが
2月25日、確認されました。
日本国内でジカ熱の感染者が
確認されるのは4人目となり、
2月1日に世界保健機関（WHO）が
緊急事態宣言をされてから
感染者が確認されたのは初めてです。
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厚生労働省によると、
【ジカ熱】に感染した男性は
今月2月9日から20日まで
ブラジルに滞在されていたそうです。
2月20日に発熱し
22日に発疹の症状が出始め、
24日に神奈川県内の医療機関を受診した後、
国立感染症研究所による検査で
感染が確定されました。
男性は現在自宅で療養しているそうで、
すでに熱は下がり
状態は安定しているとの事です。
ブラジルなどの南米で
流行している【ジカ熱】は、
妊婦が感染すると
新生児に脳の成長に障害が出て
発達障害を起こす【小頭症】を
引き起こす恐れがあります。
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世界保健機関（WHO）は、
「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態（PHEIC）」を
今月2月1日から宣言していました。
今回中南米で感染が拡大してから
日本で感染者が確認されたのは初めてとなり、
厚生労働省は感染した男性の
日本での行動を調べています。
日本では平成25年以降、
フランス領ポリネシアと
タイから帰国した日本人3人が、
現地で蚊にさされた事で
帰国後にジカ熱を発症しています。
ただ、ジカ熱は蚊が媒介する感染症なので、
人から人への感染はありません。
日本では、ウイルスを媒介する蚊が
活動を始めるのは5月頃とされており、
日本で感染が広がる恐れは
現在低いとされています。
厚生労働省は今月に
ジカ熱を感染症法の「4類感染症」に指定し、
患者を診察した場合は
すべて保健所に報告することを医師に義務付けています。
また、空港の検疫所や
全国の地方衛生研究所で
ウイルス検査を行えるようにするなど
体制を強化しているようです。
日本で感染が広がる恐れは低いとはいえ、
こうして海外に滞在された事で
ジカ熱を発症してしまうケースがある訳ですから
南米など海外に訪れる予定のある方は
充分注意していただきたいと思います。
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