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東京五輪新エンブレム選考、4つの最終候補はどんなデザイン? [オリンピック]


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東京五輪新エンブレム選考、4つの最終候補はどんなデザイン?


4月8日(金)

東京オリンピック・パラリンピック

新・五輪エンブレムの最終候補となる

4作品が公開されました。



今回公開された4作品のデザインの中から

2020年に開催となる

東京五輪の公式エンブレムが

新たに決定する事になります。

 ⇒・【東京オリンピック】新エンブレム、4候補の中からついに決定!




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五輪マーク.jpg

昨年12月までに一般公募されていた

東京オリンピック・パラリンピック

新エンブレムは、

全国から1万4599件の応募が寄せられ、

予備審査、本審査を通して

4作品にまで絞られる事になりました。

 ⇒・東京五輪新エンブレム、最終候補4作品が発表!

今回公開されたこの4作品は

国内外の商標調査に併せて

すでに商標登録の出願手続きも完了し、

4月25日(月)に行われる最終審査によって

正式なデザインが決定となります。



最終候補に選ばれたのは、

市松模様を模した【組市松紋】

リング状の【つなぐ輪、広がる和】

風神・雷神をモチーフにした【超える人】

アサガオをかたどった【晴れやかな顔、花咲く】

の4作品です。



一体どういったデザインのものなのか、

4作品一つ一つについて

見ていきたいと思います。



候補A 【組市松紋】


まず、一つ目の候補となっているのが

A:【組市松紋(くみいちまつもん)】です。


2020五輪エンブレムA.jpg


江戸時代の日本で

「市松模様」として広まった

チェッカーデザインを、

日本の伝統色である藍色で、

日本らしい粋なデザインとして

描かれた作品です。



形の異なった

3種類の四角形は

国や文化・思想などの違いを示しており、

その四角形の組み合わせには

違いはあってもそれらを超えてつながり合うという

「多様性と調和」のメッセージが込められています。



オリンピック、そしてパラリンピックが、

多様性を認め合い

つながった世界を目指す場であるという事を

表しているんだそうです。



候補B 【つなぐ輪、広がる和】


そして、2つ目の候補となるのが

B:【つなぐ輪、広がる和】です。


2020五輪エンブレムB.jpg


リング状のデザインが

大きな特徴という事で、

出場選手の躍動と

観客の喜びがつながって

一つの「輪」となり、

それが世界に広がってゆく

平和や調和の「和」として

このデザインに表現されています。



肉体と精神の逞しさや、

躍動感・スピード感が

込められたデザインになっており、

「自己ベスト」を目指すアスリートの

素晴らしい活躍と感動を表しています。



また、この輪のデザインには、

2020年に日本がお迎えする

世界中の人々に対しての、

敬意とおもてなしの心を伝えているとの事です。




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候補C 【超える人】


そして、候補の3つ目となるのが

C:【超える人】です。


2020五輪エンブレムC.jpg


古くから日本人に愛されてきた

風神雷神をモチーフにした

異色なデザインです。



ゴールテープを切る

一瞬の躍動感を描いており、

「自己ベスト」を目指し、

超えようとする選手たちの姿勢を表しています。



オリンピックの方のデザインには

「雷神様」が、

パラリンピックの方には

「風神様」が描かれており、

雷神の太鼓は「花火」

そして風神の風袋は「虹」に例えられ、

平和・多様性・調和への思いが込められています。



平和への継続的な貢献を、

強靭な心身をもったアスリートに託し

未来に繋げていくといった旨を、

このエンブレムで表しているようです。



候補D 【晴れやかな顔、花咲く】


最後に4つ目の候補となるのが

D:【晴れやかな顔、花咲く】で、

こちらは「アサガオ」の花が

デザインされたエンブレムです。


2020五輪エンブレムD.jpg


「自己ベスト」を尽くすアスリートと、

彼らをたたえる人々の

晴れやかな表情を表しており、

そうした感情の動く様を、

空に向いて開花する

「朝顔」(英名:morning glory)に重ねているようです。




種が芽を出し、

蔓を伸ばして花を開き

再び実を結ぶという

アサガオの成長の過程が、

大会への期待感や

次世代への継承を示しています。



江戸時代に流行し、

子どもから大人まで

広く親しまれてきたアサガオが、

世界から訪れる観客を

日本中でお迎えする

「おもてなし」の心として

来る2020年への気持ちの高まりを

表しているようです。




これらの4つの作品

【組市松紋】【つなぐ輪、広がる和】

【超える人】【晴れやかな顔、花咲く】が、

最終選考までに残った

新エンブレム候補です。



どのデザインにも

しっかりとした意味が込められ、

東京五輪に相応しい選出となっていますね。



これらの選出には

エンブレム委員の宮田亮平委員長も

「現段階でベストの4作品」であると

自信をもって述べているようです。



みなさんは4つの作品のうち

どのデザインのものが

今回の五輪エンブレムに

相応しいと思いでしょうか。



今回最終選考にまで残った

4つの新エンブレム候補は

大会組織委員会の

公式サイトにて公開され、

4月17日(日)までの間

国民からの意見募集を行っています。



それぞれの作品に対して

どのような感想、意見をもったのか

是非とも送ってみてください。



そうした意見の中に

新エンブレムの決定を左右する

大きなカギがあるかもしれません。



もしかしたら

前の佐野研二郎さんが提案した

エンブレムの方が

良かったという人もいそうですけど、

今回最終選考に残った4つの中から

一つの作品を選んでいきましょう。



一体どのデザインが、

東京オリンピック・パラリンピックの

公式エンブレムとして

採用される事になるんでしょうね。



最終審査が行われるのは

4月25日(月)と、

もうすぐ目の前です。



正式なエンブレムが

どのデザインになるのか、

発表を楽しみにしていきましょう。




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