【真田丸】真田幸村ではなく「信繁」が主役の大河ドラマ [真田丸]
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【真田丸】真田幸村ではなく「信繁」が主役の大河ドラマ
戦国時代の武将・真田幸村、
もとい真田信繁の波乱の生涯を描く
NHK大河ドラマ【真田丸】が
1月10日にスタートいたします。
「戦国時代」、そして「真田幸村」という題材に、
キャストには演技派俳優の
堺雅人さんが主演するということで、
「本格大河」の久しい誕生を
期待する声も多いようです。
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今回の大河ドラマ【真田丸】で
脚本を務める三谷幸喜さんは、
ずっとこのような「信繁」のドラマを作りたいと
願っていたようです。
ただ三谷幸喜さんは、
敗者の生き様は好きではあっても
『滅びの美学』というものは好きではないという事で、
「最後の最後まで希望を持てるドラマにしたい」
「前向きな信繁を描きたい」
という意気込みを語っています。
真田信繁は、永禄10年（1567年)に、
信州の武将・真田昌幸の次男として生まれました。
有名なのは、徳川家が豊臣家を攻めた「大坂の陣」の活躍で、
徳川家康を一時は追い詰めるなど奮戦もされるんですが
結局は及ばず、最後には力尽きてしまします。
この勇将ぶりと悲劇性が
後に「真田幸村」伝説となって、
現在ではゲームやアニメで人気の
イケメンキャラクターとなるなど、
若い世代からも人気が高い武将ですね。
ただ、三谷幸喜さんによると、
今作【真田丸】の主人公は、
真田十勇士を従えたヒーロー「真田幸村」ではなく、
「真田信繁」であると言っています。
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【真田丸】では、
有名な通称である「真田幸村」ではなく、
「真田信繁」の名前が使用されています。
三谷幸喜さんは、
可能な限り史実に近いものを書くためには
「幸村」や「真田十勇士」といった名前は邪魔になり、
名前はどうしても「信繁」じゃないといけなかったと、
その意図を明かしています。
当時の真田家は、
上杉家や北条家、徳川家といった
大大名に囲まれて
翻弄され続けた一領主です。
真田家を見ても、父の昌幸と兄の信幸は
知略に優れた優秀な人物であり、
次男坊として生まれた信繁は
そんな彼らの背中を追いかけながら、
戦国の世に揉まれ続けていきます。
そしてついには乱世の中で
「日の本一の兵（つわもの）」へと成長していく、
そんな姿を表していくのには、
「信繁」という名前があってこそなわけですね。
そんな真田信繁を演じる堺雅人さんも、
「【真田丸】は領地をどんどん増やしていくような、
イケイケな話ではない。
信繁は悩みながら迷いながら、
だましだまし前に進んでいく。
そこが【真田丸】の魅力であると思っているし、
今の日本が今、一番見たい物語だと思う」
と、【真田丸】に対する、自らの持論を語っています。
確かに、それが【真田丸】における
真田信繁の描き方であるなら、
「幸村」伝説だけで終わらない
「信繁」という本来の姿を追っていきたいものですよね。
また、今回【真田丸】のキャストには、
主要な登場人物に
大泉洋さん、長澤まさみさん、草刈正雄さんなど
豪華なキャスト陣も揃っており、
これも大きな見所でもありますよね。
⇒・真田幸村が大河ドラマに！【真田丸】豪華キャスト集結！
注目のキャストが勢揃いの
大河ドラマ【真田丸】が、
どのようなストーリー構成の中で
「真田信繁」という人物を描いていくのか、
本当に楽しみになるところです。
前作の大河ドラマ【花燃ゆ】は
全50話の平均視聴率は12.0％と、
2012年の【平清盛】と並んで
大河ドラマ史上最低の数字を記録しています。
そんな中、期待のドラマとして
今回登場した【真田丸】ですが、
テレビ視聴率低下のこの時代で
一体どんな結果を生む事になるんでしょうか。
視聴者の期待に応えたい、
そんな製作陣の熱意を感じる今作は、
きっと大きな旋風を巻き起こしてくれる事でしょう。
1月10日(日)スタートの
大河ドラマ【真田丸】の放送に、
熱い期待を込めて
注目していきたいと思います。
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